「時代劇の悪役じゃないんだから・・・」
最近お父さんとお母さんの劇の練習日が増えたから、
ミーもお留守番が多くなりました。
ユウ兄ちゃんが春休みでうちに居るんだけど、
いつも寝てばっかりだから役に立たない・・・
兄ちゃん、久しぶりに帰って来たんだから
ミーともっと遊んでよ~
今日もお父さんとお母さんは、松本で演劇の練習!
相変わらず速水さんの怒声が響き渡っていたとか。
「そんな態度、普通しないだろ?
水戸黄門の悪役じゃねぇんだから!」
お父さんはてっきり自分の事だと思って、ドッキーン
ホントは主役のカズヤ君。
「主役の心理がお客さんの心理なんだよ。お客さんの気持ちを動かす演技をしろよ。
・・・そんなモンキリ芝居じゃ、誰も心に響かない!」
自称「モンキリ王子」のお父さんは、
速水さんの苦言に、人知れず深く胸をえぐられていたとか・・・
だけど、速水さんは簡単に言うけど、主役はホントに大変だよね。
このまま劇の話になると、また長くなりそうだから、興味のある人は続きを読むで・・・
・・・to be continued
お休みの時の兄ちゃんは、ミーと同じ「夜行性」
・・・って言うか、本来のミーは夜行性だったんだろうけど ・・・今は早寝早起きです。
こんなんで良いんでしょうか・・・
しーゆー ばい SEAMO
本番の舞台とかで見ると、主役ってやりたい放題やってるみたいに見えるけど、実は練習の時って随分地味な練習になっちゃうんだよね。
脇役ってのは、断片的な個性を押し出していけば何とかなるんだけど、主役はそんな脇役たちみんなと絡んでて、ほとんどが受身なんだよね。しかも役柄がしっかり出来てて、その人が作品を持っていかなくちゃならない。
もちろん主役が華々しく活躍するシーンは必ずあるんだけど、
全体の中じゃごく僅かだよね。あとは地味なんだ実は。特に練習は可愛そうなくらい地味。
だから、アマチュアでは主役をみんなやりたがらない。主役がやりまくってるけど、脇がついて来てない劇ってつまらないじゃん。
そんな漠然とした基本を、速水さんはちゃんと理論付けて説明してくれる。
今回の主役のカズヤ君、ものすごく難しい役だけど、ガチーンと掴むまで頑張って欲しい。
間違っても「モンキリ王子」にならないようにね。
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