☆速水亮☆vs SEAMO
「あんた誰?」
「速水亮と申します。」
「あ、先生だ」
「俳優です・・・」
「キャー!ミーのこと、
もうどうにでもして」
今日お父さんが仕事の関係の社長さんとお話した時に、こう言われたんだって。
「SEAMO父さんはいいよね。仕事以外に演劇とか色々情熱を傾けられるものがあるんだから。
俺なんか、仕事の他にそういうものって何も無いんじゃないかなぁ・・・」
確かにお父さんの世代より上の人って、そういうの持ってる人は少ないかもしれない。
ミーが言うのもなんだけど、そりゃ人と変わった特技とかがあるってのは幸せだよね。
でも、劇の事でお父さんがよく言ってるのは、
「劇ってさ、やらなけりゃキャリアはゼロ。 だけど始めた時点で年齢がキャリアになるんだよな」
どんな事もそうなんじゃないかな?
レベルの高低はあるにせよ、劇だって何だって修行期間は必要さ。 でもそこから先は、その人の
経験や考え方?信念みたいなヤツがその世界の中で生きてくるんじゃないのかな。
「生まれたての赤ちゃんにだって十人十色の個性はあるかもしれないけどさ、
個性ってのは、そこからここまでの生き方で作られるものじゃん。その個性が大事なんだよ」
お父さん流に言えば、好きなことって探すものじゃないんだ。
絶対やりたいって感じるものなんじゃないかな。 それから始めたって全然遅くないもの。
「速水先生、ミーのお母さんをあんまりいじめないで下さい」
「いじめるなんて、そんな・・・ いじめてるのはお父・・・ いや、あの・・・
SEAMOちゃんのお母さんは、私のイチオシの生徒さんですよ・・・お母さんは・・・」
「あと、お父さんが色々とご迷惑をお掛けしているんじゃないかと・・・」
「ハハハ・・・それはまぁ・・・ いや、要するに・・・余裕ですよ!ハハハ~のハー!」
「大丈夫ですか、速水先生!」
しーゆー ばい SEAMO
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