2008年05月09日
復活《最終章》
皆さん、長い間(結構短いかも?)
ミーのブログ
ご主人様は演劇デビュー
~箱入り猫の日記~
~箱入り猫の日記~
応援してくれてありがとうございました。
今回は、最終回です。

お父さんとお母さんにとって「ミッドナイトアバウト」は、何だったのか?
ミーがインタビューしたいと思います。
お母さん、今の心境は?
「やっぱり一番感じたのは、5年間もお芝居から遠ざかってたのに、沢山の友達が見に来てくれた事。
電話やメールで“楽しみにしてるよ・・・”なんて言われた時はグッときちゃいました。」
お父さんは?
「久しぶりの緊張と興奮は、何とも言えない懐かしい感覚だった。
本番が終わって大勢のお客さんの顔を見て、“やっとここに帰って来た”って感じたな」
速水アクターズスタジオに通って良かった事って何?
「沢山のエクササイズは、一つ一つが役者にとって必ず必要な事だと思った。
純粋に感情のコントロールの為の練習に時間をかけるなんて初めてだったし」
「俺は台詞の覚え方からはじまって、身体と気持ちのリラックス・・・何もかも良かった。
俺は今まで舞台はやりに行ってナンボだと思ってたからなぁ。」
今回の公演の自己評価は?
「5回公演のWキャストっていう初めての経験だったんだけど、ここをもう少し生かす事って
出来たんじゃないかなって思う。練習時間の制約で仕方なかったんだけど、お互いに高め合う事って
もっと出来れば良かったと思う。
自分の演技は分からないよ。今の自分の100%は出し切ったって感じ」
「俺はもう、チョー気持ち良かった。
俺ってあんまり他人の演出って受けたこと無かったから、自分の演技以外考えなくていいってのも
気持ち良かった。速水さんのアドバイスどおりひょろ~んと入れた。
3回とも良かった。だんだん良くなった気がするし。モンキリだって言われるかもしれないけど、
今までのモンキリの70%OFF位にはなってたと思うよ」
同じ舞台に立ったみんなに、言いたい事ってある?
「お芝居だけじゃなくて色々な面で、例えば同じ主婦同士だったりする中で、お芝居続ける悩みとか
共有出来た事は、すごく良かったな。女性陣は良い関係になれたと思う。
お芝居に関しては、たぶん自分達の劇団のやり方ってあると思うんで、何とも言えないけど、
劇団の公演とかとの兼ね合いの中でみんな頑張ってたよね。
この経験を是非、劇団で生かして欲しいな」
「俺、言っちゃっていい?」
えっ?ど、どうぞ・・・
「声が小さい!言葉がハッキリしない!動きが小さい!簡単に言うと勇気が無い!
やって速水さんに叩かれた方がスッキリするじゃん!やりに行かないからネチネチ言われるんだよ。
エクササイズではあんなに出来てたじゃん。・・・あれ?俺・・・又やっちゃった?」
「そんな事無いよ、そうだよ。お父さんモンキリって言われたって思いっきり暴れられたよね。
背伸びしないで出来る事を出し切らなくちゃ。
お父さんも言ってたじゃない、“どうしたかったのかじゃない!どう感じて欲しいのか”だって!」
「・・・お母さん・・・」
お、お母さん・・・ラストシーンの“ゾンビの親玉”になってますけど・・・
「・・・あら、失礼ね。」
「俺の奥さんをゾンビの親玉って言うな~っ!」
あんたの命名でしょ!
「俺のレベルとおんなじなら、お芝居は楽しむものなんだよ、速水さんには言えねぇけど・・・
楽しみたいんなら楽しもうよ。行くんなら苦しみを受け入れようよ。どっちかだって。
俺の前に居る速水さんは怖くなんか無いよ。行こうとしてる人の前に立つ速水さんは鬼軍曹だ。
わかるよな・・・」
何だかヒートアップしてきちゃった・・・
速水アクターズの今後については、どう思います?
「私は速水さんの言ってる、才能ある新人がこの長野から羽ばたいて行く事を願っています」
「そうだよね、そこが肝!速水さんの狙いはそれともう一つ、地域の演劇のレベルアップだよね。
この二つは、実は先で一つに繋がってる。地元のレベルアップは俺も望んでる一人なんだよね。
役者と演出が高いレベルでもの創りをするベースが、長野には無い。
あるレベルの役者を養成しないと、そのベースが築けないんだな。
これはある意味やってる劇団もあるよ。でも、そこから羽ばたかない。
・・・ほら、ここなんだよね。」
「速水さんが教えてくれることは演技です。純粋に俳優としての技法です」
「今回の公演には、趣味としてって言うのかな、羽ばたかない人が多いんです。
先ずは羽ばたこうとしてる原石を探し出すことが早急に求められてるんだと思う。
第一回公演は大成功と言って憚らない出来でしょう。でも、ここがスタートです。
二つの入り口から来る塾生が、均等になって欲しいと言うのが課題かな。
・・・でもって、同じ舞台を目指したりして切磋琢磨する、そうなったらホントすごいよね」
じゃあ最後に、このブログの最終回に当たって一言・・・先ずはお母さん。
「公演までの色々な事が、読み返してみると思い出されて感慨ひとしお。
仲間や、顔も知らない人からの応援や賞賛がたまらなく嬉しかったな。
ホントSEAMOちゃん、ありがとう!」
お父さんは?
「うちのSEAMOが、こんな仕事をしてくれるとは思ってもいませんでした。
せっかくブログで知り合った人達や、離れていても繋がった人達と、これで終わりは
ちょっと寂しいですよ」
・・・でしょ?
「えっ?」
そう思ってミーは、新しいブログを立ち上げてあります!
「し、SEAMOぉ~・・・お前って奴はぁ~!」
《ご主人様は演劇デビュー》は、今回で最終回。
新しいブログは《ご主人様は今日も絶好調!》・・・
今度はお芝居だけじゃなくて、うちの笑えるLIFE STYLEをもっと書いてみようかと思ってます。
これからも皆さん、ミーのブログを応援して下さいね。
それでは・・・
しーゆー

2008年05月03日
復活《第四章》
演劇の公演と言えば・・・
最も楽しい時は「打ち上げ」で~す!
でも今回、お酒飲む人少なかったなぁ。
みんな明日仕事なんだね。
お父さんとお母さんは松本泊まり。
飲む気満々じゃん。
大丈夫かな?

それじゃ、会場を紹介しますネ。

ピカデリーホールのすぐそば、
「D’s」というレストランバーです。
カッコいいですね~。
円弧のカウンターもお父さんのストライクゾーン。

公演が全て終わり、出演者にようやく本物の笑顔が・・・
速水さんからも、全てのスタッフに労いと初めての褒め言葉が。
そして一人ひとり立ち上がってのスピーチ。
その後はもうみんなメチャメチャ・・・と、思いきや結構みんなお行儀が良い。
スマートな打ち上げだぁ。
さすがにY君は若干壊れかけてたかな・・・?
K君なんか打ち上げでぶち切れちゃうと思ってたんだけど、普通だったな。
やっぱり速水さんの前ってのと、お洒落な会場がそんな空気だったのかも。
そんな中、T美ちゃんがドンドンおかわりを持って来た。
お父さんもお母さんも一体何杯飲んだんだ?
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事件が起きたのはその後。
速水brothersと、お父さんお母さんでもう一軒行こうって話に・・・
お父さんはホテルの近くに雰囲気の良いBarを見つけていたのでそこに向ってた。
ところが、速水さんはその店の向かいの「カラオケスナック」の看板にハマってしまった。
たまらなく嫌な予感が・・・
予感的中!店主もお客もお年寄りだぁ・・・
♪生まれる~ぅ、前から~ぁ、結~ぅすばれて~♪が、なんて似合う店なんだ。
店内のレイアウトもちょっとおかしいぞ。
カウンターからボックスの間が広すぎる。調子に乗るとダンスが出る気がする・・・
二つあるボックスだって、つめれば10人も座れるソファー。
お通しが出てきた。山盛りの煮イカ。
やっぱりきた。「お客さん、TVで見た事ある人だねぇ?」
しかも、「速水リョウタローだっけ・・・」これには、速水さんも苦笑い。
話しかけてくるオバチャンは3人、何と3人とも声が同じガラガラ声。
今、速水さんは誰と話してるんだ?もう話は完全に3人に盗られた。
お父さんはここでうかつにもうたた寝。
速水さんはオバチャンたちに笑顔を作りつつ、お母さんに「・・・こいつ寝ちゃったよ」だって。
でも、4人で2000円は安かった・・・イヤ安すぎる。速水さんの顔かな?
昔お父さんが「あやしい酒場」って言う演歌を、作詞作曲したんだけど、
ここは絶対4番に追加して欲しいお店だった。
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次の日お父さんとお母さんは、
松本城と、ピカデリー付近をマッタリと散策。
公演に来てくれたたい焼き屋さんで
キョウ君のおみやげを買いました。
大仕事をやり遂げた充実感で、
この日はなぜかいつもより言葉少なげな二人。
お父さん、お母さん、お疲れ様でした。
しーゆー

2008年05月01日
復活《外伝》
もうお父さんもお母さんも、
本番が終わってから毎日
酒びたりの日々・・・
今日もベロンベロンなんです・・・
速水さん、何とかして下さい!
うちのお父さんとお母さんを
有頂天にしちゃったのはいいんだけど、
酒飲み夫婦は、やりたい放題です。
テンション上がりまくり・・・

酔っ払ったお父さん曰く、
「ゴールデンウィークじゃないですか。
雑踏に紛れてはしゃぐより、昼からお酒を飲んでお芝居の話で夫婦がマッタリとするってのもいいじゃないですか。
ここは肝ですよね。
こんなタイミングって誰にでもあることじゃないんですから・・・
しばし堪能させて下さいよ。
5分後に寝てます、私・・・」

こんな幸せな時間をありがとう、速水さん、そして一緒に頑張ったみんな・・・
それよりもお父さん、今日も明日も仕事休みってのが、最高の幸せなんだなぁ~、って
ごめんねぇ~、みんな・・・
しーゆー
